《連谷の里》 写真マップ
信州往還古道 ふりくさ道 三十三身観音を中心に−1
  1 信州往還古道[中の宿] 真菰

信州と三河を結ぶ街道は、800年前
鎌倉時代には既に開かれていたと言う。
真菰はその街道筋にあたり、信州三古道
(カシャゲ道・与良木道・仏坂道)と
田峰観音道の合流点で旅籠や馬宿が
立並び[中の宿]と呼ばれ賑わったという。
そのため集落の中心には、お寺やお堂、
道祖神などが建立され、人々の往来も
多く活気に満ちていたといわれる。


2000年前の真菰
連谷小学校の立てた看板

真菰の地蔵堂
地蔵様と薬師様(集会場裏)

来宝寺 全景
建立 元禄年間

信州往還古道[中の宿]
旅籠・馬宿・牛宿が並び交易で賑わう

薬師堂
薬師堂と鯖弘法

来宝寺 弘法祭り
弘法祭りの日の参道

来宝寺本堂 真言宗醍醐派
本尊 不動明王

真菰の道祖神
道祖神と馬頭観音

真菰の金毘羅様
小野田家横の金毘羅堂

弘法様
例祭 旧 3月3日
  2 [真菰]の今と昔

かって信州三古道の宿場として賑わ
った真菰は、現在も連谷地区の中心で
小学校・保育園・連谷会館・消防詰所
や地区唯一の商店もこの地にある。
真菰は地形的に見ても地区の扇の要の
位置にある。太古の昔、真菰は滝上
あたりからの湖水の最奥にあり、蒲の
茂る所から真菰の名前が付けられた。

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