よくある質問


マッサージやカイロとは、どう違うのですか?


第1に、このワークは、ボディーワークのひとつなので、肉体面だけを対象にするのではなく、感情面、心理面、精神面、等、人のトータル的なバランスをとることを目的としています。


第2に、実際のやり方として、からだのゆがみ等の見方の違いがあります
カイロでは、主に骨のずれ等にその原因をみます。そのため働きかける対象が、骨になります。マッサージでは、筋肉の緊張に原因をみるので、働きかけるのは、筋肉の緊張をとるように、一般的には、筋肉をもむような手技となります
シンインテグレーションでは、筋膜のゆ着にその原因をみるので、そのゆ着を開放するような手技となります。
シンインテグレーション的な見方からすれば、筋肉の緊張は、筋膜のゆ着等が原因であり、骨のずれ等も、筋膜等のゆ着からくるバランスの悪さからくるという見方をしますので
より根本的だと思われます。
また、シンインテグレーションでは、一部の例外を除き、身体中のほぼすべての筋膜に働きかけるので、トータル的なバランスを取り戻すものとしては、最適なものだと思います。



「痛い」ワークだときいたんですが・・・?

このワークで物理的にすることは、筋膜をはがしていくことにつきます。筋膜というのは、お肉を包んでいるサランラップのようなものです。
それでこのワークは、サランラップが、固くくっついてしまったのを、はがしていくのと、似ていると言っていいかもしれません。ですから、実際の物理的な痛みというのは、サランラップがはがれる時の痛み(バンソウコウがはがれる痛みにたとえる人もいます)なのです。
でも実際感じられる痛みのようなものは、この本来の痛みに、そこがはがれてしまうと困ってしまう頭や心の抵抗感(心理的なブロック等)が、上乗せされていることが多いのです。ですから、からだの場所によっても、このはがれる時の痛みは、抵抗感の質によって変わってくるし、みんなが、必ず同じところが、同じように痛く感じられることは、ないのです。
ですから、ワークをうけられる時には、なるべくオープンな心持で、「あー、こんな感じがするんだ」と、楽しむようなかんじでうけていただくと、「そこがはがれてしまうと困ってしまう」という思いが、あまり抵抗しないですむことになります。そうすれば、感じられる痛みは、本来のサランラップやばんそうこうがはがれる痛みだけとなります。

何度かワークをうけていただいて、そのあたりのことが、体験的に理解されると、痛く感じられていたところが、ほとんど痛みを感じられなくなることも、よくあります。




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