クレニオセイクラル


クレニオセイクラルワーク(頭蓋仙骨テクニック)とは?


[概要]

クレニオセイクラルワークは、やさしく軽いタッチで頭蓋仙骨系に働きかけ、からだの深いレベルからストレスを開放し、心とからだをより自由な動きへと導く、とても気持ちのいいボディーワークです。


頭蓋仙骨系とは?

頭蓋骨〜背骨〜仙骨(おしりの真ん中の骨)の中には、脳が収まり脊髄が通っていて、生命中枢として働いています。この脳や脊髄は、骨や、その内側の薄い袋状の膜に包みこまれています。そしてその膜の内側を脳脊髄液という液体が流れ、脳や脊髄はこの液体に浸され保護されながら、その働きを支えられています。この液体全体は、ある一定のリズムで増えたり減ったりしていて、脳の真中(脳室)で作られては血液に吸収されていくという代謝が常に行われています。


このワークはこのリズムに焦点をあてて働きかけていくので、「頭蓋骨(クレニアム)〜仙骨(セイクラム)」から、「クレニオセイクラルワーク」と呼ばれています。


ストレスと脳脊髄液のリズム


ストレス(精神的なストレス、けが、その他さまざまな身体の不調)と、このリズムの乱れは、お互いに関連しあっています。このリズムを整えていくことで、全体をより、健全な状態に導いていくのが、クレニオセイクラルワークです。


受けた感覚は?

からだの深いところの緊張がとけていくような、不思議なリラックス感に包まれます。気持ちよくて、眠ってしまわれる方も結構いらっしゃいます。

ワークの仕方


やさしく、ていねいに、頭や身体にふれていきます。特に頭にふれる時には、5グラムタッチとよばれる非常にソフトなふれ方をしていきます。

ソフトにやさしく丁寧にふれることで、からだの中の動きやリズムを感じ取りながら、脳脊髄液のリズムの乱れをキャッチし、そのリズムの乱れがなくなるように、働きかけていきます。


こんな方にお勧め


ほとんどの身体症状の原因はストレスにある、といわれています。
ので、どなたにもお勧めです

ストレスをうけると、脳脊髄液のリズムが乱れ、例えば、脳内の圧力が高くなり、そのため、脳(神経細胞の集合体)の一部が圧迫をうけ、その脳細胞が担当していた機能が低下し、さまざまな身体症状が現れてきます。

例えば
ストレスからくる不眠症、いらいら等
ホルモンバランスの乱れからくるもの(生理不順等)
自律神経失調症
運動神経、感覚神経の異常(視覚障害、聴覚障害等)
頭痛(特に、検査の結果、異常なしと診断された方)

なにも症状のない方でも、日々、社会生活を送っている以上、ストレスとは、毎日お付き合いしていると思います。脳脊髄液のリズムはちょっとしたことで、変化します。
リズムを整えることで、深いリラクゼーションを経験しリフレッシュしてみませんか?



何回くらい?

このワークの場合、個人差がとても大きいですが、、2、3回ほどを目安に受けられるのが、良いようです。
個別症状の場合には、もう少し多くうけられる必要があるようです。
通常は、週に1、2回がよいようですが、、普段、どうしてもたまりがちなストレスを開放するという意味で、月に1回程度、定期的にうけられても良いでしょう。




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