獅子座流星群
(この日記で扱っているのは01.11の獅子座流星群の事です)

その日は何十何年かに一度のやたらと獅子座流星群がよく見える日だったらしい。
僕もその日は3:30頃までがんばって起きて星を観測していた。
観測し始めたのが1時頃。
小学校の頃買った星座版を見ながら獅子座の位置を確認したりして、
視力が悪いのを補うために双眼鏡を使って観察していた。
テレビで報道されていたよく見えるのが3時頃だったのでまだまだ時間があった。
時間がくるまで適当に明るい星を観察していようと思い。双眼鏡を覗いてみると
「こんなに星があったのか」
と思えるほどやたらと見えた。
ずっと見ていると「自分も宇宙の星の中にいるんだ」などと
当たり前なのに普段気づかない事が頭をよぎる。

2時頃になるとちょこちょこと流れ星が見え始めた。
それまで流れ星なんてほとんど見た事なかったが、
その日だけで今まで生きていたよりも多くの流れ星を見た。
このとき見えた流れ星は彗星が出したチリによるものだそうだが、
そのチリが出たのは江戸時代らしい。
そんな事を考えると、人間の一生なんてほんとに小さなものだなぁと感じずにはいられない。

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