ジャンプ12号

順位 『漫画名』、感想
DEATH NOTE
あっさりとLが死亡という信じられない展開。個人的にはLが死んだことよりも、万能じいさんワタリが死んだことの方がショックだったり。Lの「が…ま…」に続くのは「負けた」じゃないかな…。予想はあってたけど勝負には負けたと。
 もうどうしようもない展開なので、もし本当にLが死んでいるのなら数週以内に、「第一部完」か「終了」になるはず。しかし、いくらデスノートでも少年誌に載っている漫画としてこれで終了ということはないだろう。そうすると、Lが生き残っているか、第1部が終わるか。以下でそれぞれの展開で予想を立ててみる。
 まずLが生き残っている展開の予想。自分としてはちょっと考えたくないが、あるとしたらLが死んだふりをしているというもの。以前ヨツバの操作をしているときに、松田が死んだふりで窮地を脱した事から、同じような方法を取ったのではないか。ライトはLの脈までとって確認した様子はないし、付き添ったのが夜神パパだけだったのがどうしても気になる。
 次に第2部の展開予想。もうライトが神になることを阻止できるような要因がないので、数年後ライトがキラとして支配する世界の話。いくらライトが正しく公正に犯罪者を裁いているつもりでも、やがてそれに不満を持つ人物達が現れるはず。その人物達がキラを特定し捕まえるという話になると予想。完璧超人の悪の大王ライトに挑む少年達みたいな展開だと、RPGみたいで燃えるかもしれない。面白さの味としては20世紀少年に近いものになるかも。
 私は別にL萌えとかそういうのではないが、長く漫画の中で活躍してきたキャラがこうもあっさり死ぬと、結構重いものがあるなぁと感じた。来週のデスノートを見るのが楽しみではあるが怖い。
アイシールド21
作者巧すぎ。チームメイトや会場の人間と同じく読者を見事に騙してくれたと思う。
 今週セナが筧を抜いて勝つという絶対的なイメージを先週から持っていた自分は、水町が鬼の形相で迫ってきた見開きをみても、「次のページでは結局追いつかずにタッチダウンするんだろうなぁ」なんてのんきに構えていた。やられた…。あと2秒で逆転可能なんだろうか、、デスノートと同じぐらい次週の展開が気になる。
D.Gray-man
先週、エリアーデアクマ説からアクマじゃない説に変えたばっかりなのに、結局アクマだったとは。
 大分全体の話が見えてきた。エリアーデは千年伯爵かノアの一族達からイノセンスの適合者を殺すように命令されてきたが、結局クロウリーを本当に好きになってしまい、殺せないけど外にも出せないという状況に陥っていたのだろう。それなら、一瞬だけエリアーデの表情が変わったこととか、「クロウリーの代わりに〜」の台詞とか、エリアーデの血を飲んでクロウリーがパワーアップしたこととか、すべて辻褄が合う気がする。
ユート
先週の終わりからあのまま過去編に突入しっぱなしかと思っていたが、入れ替えてどっちとも並行に進めていくようだ。期待していた滑走シーンの迫力を量ることができずに残念だが、主人公達の表情の描き方はバリエーションも豊かで上手い。ヒカルの碁で実績のあるライバル関係の描き方も熱いし、自分の中ではこの漫画の評価はかなり高い。
 他の感想サイトさんでも話題になっている、吾川は女の子じゃないかという予想。自分なりに色々検証してみたが、確かにそちらの方が色々面白い気がする。主人公ユートのライバルは高月で動かないだろう、それに吾川が加わって三つ巴になるという展開よりも、吾川は女の子だからいざレースになると滑走は別になるという方が分かりやすい。それに吾川が女の子だった場合、ユートや高月を見つつだんだんと女の子に目覚めていくという(エロイ意味じゃない)、レース以外の楽しみも付加できることになるのである。
NARUTO−ナルト−
この芸術云々の人は絶対にやられると思っていたわ…。パターンにはめるなら、この後にもう1人の暁メンバーが見るに見かねて加勢して、なんとかガアラを捕縛するという感じだろう。捕まってしまったら以後ガアラの活躍は見られなくなるだろうから残念ではあるが、ここで暁を追い払ってしまえば「暁」の格が下がって、それを倒して行くであろう主人公達の格も相対的に下がってしまうので仕方ないだろう。
武装錬金
■前回の展開が熱すぎた所為で過剰な期待をしてしまっていただけかもしれないが、今週の決着の仕方がどうもイマイチに感じる。スタンドバトル気味になっていた、斗貴子さんや剛太のバトル。それと全く違う、力と精神力の戦いが新鮮に感じられれば良かったのかもしれないが、個人的にはチープに感じってしまった。
 火渡が登場したが、味方側の戦力で戦えるとしたら斗貴子さんか剛太。学園に行くのなら斗貴子さんがいなければならないはずなので、ここは因縁もある剛太が戦うことになるのだろうか…。私としては剛太でもなくて、早坂弟が助っ人に来るのではとまた予想。いい加減に出てこないと忘れ去られてしまうだろう。
HUNTER×HUNTER
■最近、載っていても敢えて感想を書いていなかったこの漫画。今週はけっこう丁寧だったので書くことに。
 感想書いていなかったときも話だけは毎度面白かったが、今週はその中では中の下ぐらいか。これから直属護衛隊を倒しに行くというのにここまで苦戦してほしくはなかったが、バトルを盛り上げるためには仕方がないことかもしれない。それにしても、大声攻撃もできるようになったゴンはやっぱりウヴォーに近づいているんだろうか。
WaqWaq
■次週ようやくこの世界の秘密が明らかになるっぽい。連載が始まってあまりたっていない頃に結構大胆な予想をしているのだが、それが今のところ大きく外れてはいないので当たっていたらかなり嬉しい。
 以前コトが自分の肉体を復元していたが、アレは勝者の護神像と戦うためじゃなくて(それもあるかもしれないが)、マツダとの子供を儲けるための気がしてきた。今の世界だと赤い血の神は絶滅しているようだし、再び繁栄を望むというのなら自分達がアダムとイブになればいいわけだ。もともとマツダをさらったのはコトだったようだし、コトの好みでさらったのなら余計分かりやすい。
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
■今週の話で、ロージーってデスノの松田よりもヘタレだと思った。本当にどうしようもないやつだ。
 ロージーもロージーだけど、試験を受けに来た他の人達も慌てすぎ、執行人と同伴できてるはずなんだからもうちょっと冷静になったり、他の執行人も魔法律を行使したりできないものなんだろうか…。
10 ピューと吹く!ジャガー
■動物園以来だろうか、この2人の話はそれなりに良い。
 2人とも妄想で美男美女になるタイプだから、カップルになったら面白そうだ。







魔人探偵脳噛ネウロ
:前回の読切の悪いところはそのまんまだけど、良いところは強化しました、という感じか。構図やコマ割や表現方法は非常に面白く今までの漫画にないような新しいものになっているが、とにかくミステリーで一番大事なトリックの部分がショボイ。あと、解決するための手段が非現実的なものだと、犯人と探偵側の頭脳勝負がフェアにならない。
 この漫画で、読んでいる読者も一緒になって推理できるというミステリー独自の楽しみ方をするには、とにかくネウロの使える特殊な能力を全て明かし、できることできないことをハッキリさせなければならない。デスノートが良い例だ。デスノートでもデスノートと死神界のルールを読者に周知させたからこそ、掲示板や感想ページでの推理・予想が盛んにできるのだ。
 まだ一話なので今回はネウロと主人公の紹介に止めただけなのかもしれないが、連載していくに当たってはもっと緻密なトリックの作成と、読者も一緒になって予想できるという2つは絶対に必要になってくるはずである。
ボボボーボ・ボーボボ
:ナントカカントカパトローナムは大爆笑。コマとページの使い方も良かったためここ最近のボーボボで一番笑った気がする。ドンパッチに眼鏡をかけさせてないのは自主規制したんだろうか…。
テニスの王子様
:COOLドライブのシーンで必死に指を数えてましたが結局指の数はただしいっぽい、残念。
 テニスの試合は決着がついた後に握手をしたりするものだが、「ヒガ中の恐ろしさはこれからだ」とかいう捨て台詞を残すしてくれるとはさすがタニシ様。しかし、ジャンプで「これからだ」っていうのは良くない。「○○達の冒険はこれからだ!」とか「○○の活躍はこれからだ」みたいに打ち切りに使われる言葉だからだ。どっかの保険会社の宣伝に「これからだ」っていう名前の製品があった気がするが、私は縁起が悪いので入りたいとは思わない。
こちら葛飾区亀有公園前派出所
:後半の展開は別にして、企業のクレーム処理を集めてそれを分析する会社っていうのは本当にありそう。でもまあこち亀の場合は最後のシーンこそが面白いのだが。
いちご100%
:これで西野とくっつかなかったら真中には地球上の生物として存在することは許されないと思う。てか、これって東城から西野への正ヒロインの変更だよなぁ…。
 文化祭のペアは大方予想されていた通りで弟君。本人は否定してるが、絶対シスコンだろこいつ。
未確認少年 ゲドー
:先週のアレがあまりに豪快だった所為か、非常に綺麗にまとまっている最終回に見えた。最後の最後まで読者サービス(触手)を欠かさない岡野先生には頭が下がるが、やはりお色気だけで生き残ることは難しかったのかも。
 私としては特に応援している漫画でもないし、かといって嫌っている漫画でもないという微妙な位置づけだったため、正直あまり感慨深いものはないのだが、こういうシンプルな漫画がジャンプで生き残れないことはある意味悲しいことかもしれない。しかし、かわいい生物やそれなりに泣ける話だけで漫画を続けるのが困難なことは十分承知であったはず。読者のニーズを読み切れなかった作者や編集部にもそれなりに原因があるのだろう。
 ぬーべーがヒットしたのは読者が求めていたものが漫画の中にあったからだろう。私は「理想の教師」がそれだと考えているが、このゲドーには残念ながらそれに変わるものを見出すことはできなかった。少年誌で連載するに当たって、バトルシーンでカタルシスを得るような漫画でなければ、それに代わる相当な強みが必要なはず。ジャンプ誌上でそれがなければこういう結果に終わるということが、改めて証明されたように思う。
 とにかく岡野先生お疲れ様。

総 合 評 価

総合:B−  非常に楽しめるジャンプだった。今週の内容が良かったのはもちろんだが、続きが読みたくなる連載作品が多かったのが好印象。
 ゲーム紹介のページの載っていたアナザーコードが滅茶苦茶やりたい。DSとセットで買うと20000円超えてしまうし、正直DSの新色を待ちたい気持ちもあるのでなかなか手が出ない。

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