西村政信氏(大同大学)と若松寿氏(日本街路灯製造株式会社)、大同大学の学生さんのご協力のもと和蝋燭の光のゆらぎ測定を行いました。「1/fのゆらぎ」は、人間の心理的、精神的ストレスを軽減させるという「癒し」効果もあるといわれています。
この測定は「2013年度照明学会全国大会」にてポスター発表いたしました
測定に協力して頂きましたメンバーです。
暗闇の中、正確なデーターを獲るため多くの方にご協力して頂きました。 炎の揺らぎをテーターにしていきます。
炎の揺らぎの分光計測
北川邦行教授(工学博士)と北川研究員ネルファさんのご協力のもと、炎の揺らぎの分光計測を行いました。
左からネルファさん、私(松井規有)、北川邦行教授です。
測定方法 今回の実験では、和蝋燭と洋蝋燭の火炎の温度揺らぎを性格に観察しました。実験には北川研究室で開発した温度ビデオカメラを使いました。測定した写真は250枚で時間間隔が1秒です。シャッター速度は1/15s、ゲインは6でした。蝋燭のサイズは、和蝋燭:松井本和蝋燭小サイズ、洋蝋燭:1号サイズです。
結果 蝋燭の発光領域全体にわたる平均的なものを示しています。洋蝋燭はほぼ白色雑音(1/f)を示しています。一方、和蝋燭は3.94sの相関時間を持つ特定の周期的変動を持っています。和蝋燭の方が洋蝋燭より揺らぎが大きいですから、揺らぎによる人間の心の「癒し」には効果があるもと思われます。または、揺らぎによる人間の心に「冷やす」ことができるとおもいます。
本サーバで提供される情報は、すべて松井本和蝋燭がその著作を有するものであり、いかなる形式であれ、許可なく全文またはその一部を転載あるいは配布することは法律で禁じられております。
|トップページ|技と心|工程|蝋燭伝来|芯の製作|蝋の製造|蝋燭一覧|地図|