筋膜、そのゆ着、からだでおこることなどを
簡単にいうと。。。


からだ中には、たくさんの筋肉があります。
その筋肉を包んでいる膜(筋膜 きんまく)は、
お肉を包んでいるサランラップのようなものです。


運動不足や長時間同じ姿勢をしていたりして、からだを
動かさないでいると
(サランラップがくっついてしまうように)
となりどうしの筋膜がゆ着してしまいます。
その状態が長く続くと、肩が上がらなくなったり
腰痛がおきたりします


からだ全体は、筋膜というサランラップでつながっているので、
一ヶ所(例えば右肩周辺)、ゆ着がおきると、
からだ全体がその方向にに引っ張られ
からだ全体が右側に傾いてしまいます。


そうすると、その方は、ちゃんと立っているつもりなのに
右側に傾いてしまっているので
「ちゃんと立たなくっちゃ」と感じ、
からだのバランスをとるために
あらたに、からだの左側のどこかを緊張させて
新しいゆ着をおこし、からだ全体のバランスをとっています


でも、これって、とっても不自然でからだにとってよくないですよね。


シンインテグレーションでは、
このようにゆ着してしまった筋膜がないかどうか
全身をくまなく確認しながら
筋膜のリリースをおこなっていくボディーワークです


筋膜のゆ着の原因には、身体面の問題だけでなく
多くの場合、ストレスやトラウマ等に代表される
心理的、感情的な問題も多くあり
筋膜のリリースを通して、受けられる方の
心身全体のバランスをとることを、目指していく
ボディーワークです。


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