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一時払養老保険が満期を迎えますが、満期保険金を受け取らずに有効に活用したいと考えています。どのような方法がありますか?




















満期を迎えるにあたって、引続きその保険会社にて運用、活用できる方法(手段)としては、大きく分けてつぎの4つが考えられます。

1.満期保険金を頭金や一時払保険料に充てて、新しい保険に加入
 満期時の契約者や保険金受取人のニーズに、より適した保険に保険料の負担を小さくして加入することができるメリットがあります。
 例えば、さらに有効活用するために、もう一度一時払養老保険に加入。
 生涯にわたり大きな保障を確保するために終身保険に加入。
 豊かな老後生活資金の準備として個人年金保険に加入。
などがあげられます。
 ただし、保険会社によっては頭金や一時払制度を扱っていない場合もありますので確認が必要です。
2.満期保険金の据置
 満期後も保険会社にそのまま保険金の全部または一部を預けることにより、その据置期間は会社所定の利率で運用し、必要になったときにいつでも据置期間の利息とともに受け取ることができるものです。
 ただし、この据置利率は経済情勢等により変動することがありますし、この制度も保険会社や保険種類によって据置期間や取扱いが異なります。
3.満期保険金の年金(分割)払
 満期前に年金特約を付加することにより、または満期保険金の受取方法として分割払を選択することにより、保険金の全部または一部を保険会社に預け、会社所定の利率で運用し、一定期間にわたって毎年受け取るものです。