梛野明仁

  • 梛野明仁(なぎの・あきひと)
  • 1970年(昭和45)生まれ
  • 真宗大谷派 本澄寺 住職

 1996年、初代座長と共に愛知県西尾市にて「三河すーぱー絵解き座」の設立に関わる。2005年の愛・地球博の市民パビリオン「対話劇場」にて参画団体として万博に関わり、合計9日間に渡って絵解き説教を披露し注目を集める。
 2011年には、法然上人、親鸞聖人の50年毎の記念法要が重なることを受け、新潟、名古屋、大阪、広島、大分と精力的に絵解き説教を展開し、京都東本願寺法要期間中には境内白砂にて琵琶弾き語り絵解き説教を行う。また郷土史や中世文学を研究する学術団体との交流も深めており、豊田市能楽堂、安城市歴史博物館等での発表を通して日本風土の一翼を担っている仏教文化の発信に余念がない。
 その後は後進の育成にも力を注ぎ、2017年には名古屋大須演芸場にて絵解き説教の御座を掛けて人材を鍛える場とした。そしてこれまでの日本人の国民性に少なからず影響を与えている仏教を現代に発信する司令塔として「三河すーぱー絵解き座」を二代目座長として率いる。

琵琶奏_大須