涅槃図絵解きを１０倍楽しむ♪..為の映像資料を作成しました。紀元前後のころ、中央・東アジアを舞台とする文明の潮流がぶつかりました。中東やインドネシアで信仰されていた超自然の存在（神）とインド発祥のそれらが初めて出遇います。地球規模のマントルの活動が大陸移動をもたらしたことによって形成された険しい地形。それはイラン高原、ヒマラヤ山脈となってインド世界を固く外界から閉ざしてきました。唯一ひとの交流・交易が可能な峠（カイバル峠）が両者の間に位置するヒンドゥー・クシュ山脈にあります。ここがインド世界とヘレニズム世界（ヨーロッパ世界）を結ぶ街道となって文明を運びました。人類の拡散と文明の融合が筋書きの無いダイナミックなドラマとなって歴史を刻んできた地域のひとつがガンダーラ地方です。その一場面が涅槃図を彩る様々な面々なのです。全てご紹介できていませんが、どうぞゆっくりご試聴ください。（5m35s）

『涅槃図を彩る面々たち』
～ 絵解きを１０倍楽しむ映像資料 ～

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