DMARC対応のお知らせ

投稿者: | 2026年8月3日

DMARC対応のお知らせ

メールのセキュリティ向上のためDMARC(後述)対応を本格化いたします。

最近迷惑メール対策としてDMARCと呼ばれる、送信者認証技術対応が広がってきました。
これに伴いMISでもDMARCの本格運用を開始します。

DMARCの本格運用に際して以下の点が変わりますのでご理解ご協力のほどよろしくお願いします。

1. メールの着信通知をDMARC対応にします。

これにともない、件名と本文の記載が変わりますのでご了解ください。

件名に MIS着信通知: と言う文字が追加されます。(下記赤字部分)

MIS着信通知: F)example@mis.ne.jp

本文に、以下のような行が冒頭に追加されます。

MISへの着信を指定アドレスに通知するメールです。
元の件名) メンテナンスのお知らせ
———

表記の修正は通知先がスマートフォンなどの宛先になってメールの字数制限が以前より緩和されたことで、わかりやすさを優先した対応です。

2. MIS以外のサーバーから発信された@mis.ne.jp のアドレスを持つメールがspam判定されやすくなります。

送信者認証技術の適用に伴い、@mis.ne.jp のメールを発信するサーバーをネット上に公告しています。この公告に含まれないサーバーから@mis.ne.jp のアドレスを持ったメールが発信されると受信側で迷惑メールと判定されやすくなります。(どの程度されやすくなるかは受信側サーバーの設定に寄ります)

このため、ショッピングサイトなどに出店された方で、@mis.ne.jp のアドレスを使って運用されている場合メールがspam判定される可能性が高くなります。対策として、可能であればメール送信認証設定を行ってください。(メールソフトの設定と同じ設定です) この設定が難しい場合はショッピングサイトのメール関係の資料と共にMISサポートにご相談ください。

3. メール送信のみのアカウント設定をします

1,2に伴って、メール送信のみのアカウント設定を出来るようにしました。現在配布している登録証のアカウントではWebの管理も出来てしまいますので、セキュリティ上開示しにくい場合があります。この対策としてメールのみに利用できるパスワードの設定を出来るようにしました。ご希望の方はサポートまでお問い合わせください。

 

DMARCについて

spam(迷惑)メールの増加に伴って、正規に発信されたメールかどうかを識別するための技術が導入されてきました。

1. SPF (Sender Policy Framework)

@mis.ne.jp のようなメールアドレスに付加されるドメイン名に対して、正常なメールがどのサーバーから送信されるかを宣言しておき、受信側で送信してきたサーバーが宣言されたサーバーに含まれるかをチェックする仕組みです。

2. DKIM(DomainKeys Identified Mail)

送信されるメール1通ずつに電子署名をつけて、受信側で電子署名を検証することで、なりすましやメールの改ざんを検知する仕組みです。

3.DMARC(Domain-based Message Authentication、Reporting and Conformance)

1.SPFや2.DKIMの検証が失敗したときにどのような振る舞いをすれば良いかを公告しておく仕組みです。公告の中に失敗したメールの統計情報を送るように設定でき、送信元へフィードバックされる仕組みがあります。

フィードバックされる情報は送信するサーバーの情報とそれぞれの統計情報(メールの件数、成功失敗の件数)で個別のメールアドレスや本文は含まれていません。MISではこのフィードバック情報の分析と対策も行っています。

 

インターネット上のDMARC対応経緯

2023年10月にGoogleがGmail宛のメールに対して2024年2月からDMARC対応の有無によって受信の可否を変えるという発表がなされました。概要は以下の通りです。( Google メール送信者のガイドライン )

  1. 2024年2月以降、Gmailアカウントへメールが届けるには SPFまたはDKIMを設定しておく必要がある
  2. 送信元のドメインまたは IP に、有効なフォワードおよびリバース DNS レコード(PTR レコード)を設定しておく必要がある。
  3. Gmailアカウントへ1日5,000件以上メールを送信する企業は、SPF/DKIM/DMARC の3つへ対応する必要がある

以後これに倣う形で、DMARC対応を必須とするサービスが増えてきました。(フィッシング対策協議会送信ドメイン認証技術導入実施状況について ~ ISP、CATV、モバイル事業者、フリーメール事業者における導入・設定状況 ~) 現在では大規模サービスにはほぼすべて導入済みと考えられます。

MISでは以前からSPFには対応していましたが、DMARC対応も段階的に行ってきています。

  1. 2025年1月より @mis.ne.jp に対して DMARCの試験運用開始( p=none: モニタリングのみ)
  2. 2026年6月より @mis.ne.jp に対して DMARCのポリシー強化( p=quarantine: 検疫)

 

この件に関してのお問い合わせ和はサポートまでお願いします。