村上俊英

  • 村上英俊(むらかみ・えいしゅん)
  • 真宗高田派 潮音寺 住職

 真宗高田派本山・専修寺所蔵の「仏涅槃図」(三重県内で最大の大きさ)と同宗門の開基伝承話と深い関わり合いをもつとされる「一光三尊阿弥陀如来」の伝来をテーマとした絵伝があり、これらの絵解き説教を日々研鑽している。特にこれらの両絵伝は、本山職員として参詣者接遇を任されている村上氏にだけ複製の所持と本山以外での絵解き活動が許可されている。この素材を基に絵解き説教を聞くことのできる機会は非常に限られてくる。
 個人的には、輪ゴムを動力源とする飛行機の滞空時間を競い合う団体の代表を務め運営に尽力する。さらにこの飛行機の会を発端とした輪ゴム鉄砲の創作にも造形が深くその代表でもある。これらの趣味を活かした児童教化の面(特に男の子対象)では、他に類を見ない寺院活動として定評がある。公私ともに発展的な寺院の印象を発信しつづける魅力的な住職である。

涅槃図新聞記事
涅槃図お羽指