月例会

三月例会

  • 場 所:名古屋市中村区烏森
  • 会 場:願隆寺
  • 期 日:平成29年3月1日(水)
  • 出 向:左右田智世

 In大須演芸場での絵解きライブに参加いただいた方もお参りいただきました。(嬉しいかぎりです。)
 三十五歳で悟りを開かれ四十五年間、インド各地を行脚し仏法を説き広められ、八十歳、生れ故郷へ向かう道中で、純陀(じゅんだ)という帰依者の施しにより中毒し体調を崩し、 クシナガラの跋提河(ばつだいが)のほとり、沙羅双樹のもとで涅槃に入られました。 その模様が『涅槃経』に記されますが、これに基づいて描かれたのが仏涅槃図です。
 釈尊のご涅槃(お釈迦様の死)の際、出産して七日後に亡くなり、忉利天(とうりてん)に生れかわっておられました摩耶(まや)夫人が、釈尊の死に忉利天から駆けつけましたが時既に遅く、おもわず投げつけた薬袋を指し示し、訶梨勒(かりろく)について話しが展開します。
 会場である名古屋市 願隆寺の坊守さんがお香の師範であり、訶梨勒(かりろく)とは香り袋として茶道にも用いられることから、仏法興隆の願いが寺号としてある願隆寺様をも紐(ひも)解き・絵解いたのである。

  • 涅槃図かりろく
  • 香道かりろく
  • 涅槃図の訶梨勒
  • 香道床柱飾の訶梨勒

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です